iTestMicという測定用マイク購入!
簡易測定器(iPad用のアプリでAudioTool)用の測定マイク、「iTestMic」というのを購入した。



マイク本体はとってもコンパクト!(長さは実測で14cm程)
マイクヘッドは1/2インチなので、普通騒音計達と同じです。(マイクキャリブレータが使用出来ます)
マイクから生えているドックケーブルが40cm程なので、iPadを持ち歩くのにも不自由さは否めなそう?!
やっぱり、iPhoneやiPodTouchをマイクにブラ下げて使う感じになるのでしょうか?!
そうなるとiPadのセットが無くても、iPhoneが少し本格的な簡易測定器になってくれます。
だんだんと小さくなっていく測定器の最終形っ!!
この小さなマイクとドック→Lightningアダプタ+iPhoneで、ちょっとした簡易音響測定が出来てしまう事に驚きです。
価格は¥30,000-+消費税と送料!! 劇安という程安価では無いにしろ、有料アプリ¥1,700-とこのマイクで、この機能が手に入るなら決して高くは無いと思いますヨ!!



今回のバージョンからマイクのお尻に、こんなスマホのUSBコネクタが付いたようです。
ちなみに、ここに電源をつなげばiPhoneやiPadも充電出来るようです。
ドックケーブルが40cmなのは、ファンタム電源も送らないといけないし!?との事でしたが、ここへ電源をつなぐ事を前提に、せめて1〜2mのドック延長ケーブルオプションが出れば、とっても使い易くなると思うのですが、S6Dさん如何でしょうか?




 
| 音響職人 | 匠の道具 | 14:09 | comments(1) | trackbacks(0) |
PCのリモコン。

常々映画館の音響調整をする際、劇場内に測定用マイクをセットして、映写室にある機材を操作しながら調整を施す訳で、どうしても、映写室と劇場内にマイクケーブルを通さなければならない。

簡単に通線出来る劇場に於いては、負担になる事は少ないが、どうしても通線に手間取って、時間を浪費する事も少なくない現状がある。

そこで、ワイヤレスシステム(すなわちワイヤレスマイク)を使って調整してはどうか?!と短絡的に考えた事もあるが、さすがに特性的にも無理があるだろうと実施した事もない・・・。

最近、RDPやらVNCやらアルファベット3文字の技術を耳にする事はあったが、何の事やらサッパリ分からなかったが、どうやら、PCをリモコンする技術のようである事を知った!(今さら・・・?!)

そこで、前述のワイヤレス化の夢が一気に加速っ!!

PCをPCでリモコンするのもしかりだが、先日iPadなるタブレットを購入したではないかっ!!

という訳でAppleStoreで、「リモートデスクトップ」を検索っ!!
結構な数のアプリが出ているようだが、まずはMacでもWindowsでも動作する物! 次にレスポンスが良さそうな物! という事で「SplashTop2」というアプリを試す事にする。 (ちなみにこのアプリ、私がダウンロードした時は85円だったが、今は450円するらしい・・・)

まずは、同じネットワーク内にあるPCのリモコンがiPadで出来るとの事なので、WiFiルーターを使って、リモコンしたいPCを同一ネットワーク上にぶら下げなくてはならない。



一応上記のような、使ってないルーターが、たまたま家にあったので、これで実験っ!!

PC2台とiPadを、このルーターにぶら下げる。



リモコンしたいPCにも、常駐するアプリをインストール!!
するとすると、iPadでこの「SplashTop2」を立ち上げたら、MacとWindows両方のPCを認識したでは無いかっ!!(当たり前か!?)



MacとiPadをつないだらこんな感じに・・・。
Macの方が画面が大きい?!(横長)なので、両サイドは少し切れてしまうが、測定用ソフトを動かすには充分な大きさと、解像度がある。(こんな事をする予定だったなら、RetinaディスプレイのiPadにしとけば良かったと、ちょっと後悔・・・)



WindowsとiPadをつなだらこんな感じに・・・。
こちらは、PC画面とぴったりサイズで表示!!(なんだが、iPadにWindowsの画面が張り付いている事自体に、違和感をおぼえるのは私だけだろうか・・・?!)



もちろん、WiFi上でぶら下がったシステムなので、このPC達とiPadの間はワイヤレスである。

Macと測定用マイク(オーディオインタフェイス)は劇場内に置いて、映写室にはWindowsPCを置いて音響システムに接続しておけば(PC達のこの間は有線で接続になる)、自分はiPadを持って、自由に動き回れるのである。(すなわち、劇場内から映写室に通線する必要が全く無いのである)

このアプリ、同一ネットワーク上にあるPCをiPadやiPhoneでリモートする物らしいのだが、追加のアドオンを使うと、同一ネットワーク上に無いPCをもリモートする事が出来るらしい・・・。

そうなると映画館さんの方に測定機材をそれぞれ設置してもらい、私は自宅からiPadを使って調整する事も可能になるかも?!と、夢は膨らむばかりである。

| 音響職人 | 匠の道具 | 21:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
新音響調整セット 5。

新音響調整セットの最終回ですっ!

最後は一番気になる音圧レベルの検証ですっ!!

ここで、このセットが測定器になれるか?!計測器のまま終るのか?!の分かれ道です。

最初にボリュームを固定したオーディオインターフェイスを使い、マイクの校正器を使って、測定マイクのキャリブレーションを行います。(このマイクに、この信号を入力したらこの値になるハズ?!という、数値をiPadのアプリに入力します)
ECM-8000のマイク受音部は1/2インチ仕様のハズで、校正器にも1/2インチアダプタを付けていますが、なんかガタガタしてキッチリ収まらないのが気がかりですが、取り合えず数値を入力っ!!
これで、マイクの感度は合ったハズ?!(騒音計モードに変えると、ちゃんとした入力した数値で表示されています)

ここから我が家のシアターで、センターchからピンクノイズを85dBの音量で出力させてみる。(もちろん、いつも使っている騒音計で、これも一応キャリブレーションもして確認します)
同じマイク校正器で校正したハズのiPad上では81.5dBと出る。
う〜ん、これは何故?? 気を取り直してサブウーファーを・・・。
こちらも騒音計では91dBなのだが、iPad上では87.5dB!?
何故かキッチリ3.5dB足りない?! 何故なんだろう???
iPadのレベルキャリブレーション上は、dBAでの値でしか入力出来ないのが原因なのだろうか?!(校正に使う1kHzの信号レベルは、dBAでもdBCでも変わらないと思っているので、そんな事は無いハズ?!)


iPadのアプリには、なんだか意味不明な設定があるので、何か間違っているのか?!未だ私には理解出来てないのだが、騒音計で計った値と同じになるように、iPadのキャリブレーション画面にあるTrimを調整しろっ!みたいな事がアプリのinfo(英語)にも書いてあるので、納得のいかないまま書いてある通りにやれば、一応サブウーファーでもフルレンジでも騒音計と同じ値を示すようになったので、取り合えずOKとしよう!!(下の画像はサブウーファー出力時のものです)
ちなみに右側の騒音計はiPadの画面です。(こんな遊び心もあったりします)



これなら、測定器として使えそうだっ!!

後は、この機材達がジャンジャン活躍してくれたら、と願うばかりである。

| 音響職人 | 匠の道具 | 11:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
新音響調整セット 4。

いつもの事ながら、測定器の話は技術的になってくるので、ややこしいかも知れませんが、あともう少しお付き合い下さいマセ。

まず最初に、今回の調整セットは絶対値を計測する測定器を目指している。

ちょっと良く分からないと思うが、今まで使っていたSmaartというPCのアプリは、隣の周波数と比べて何dB高いとか低いとか、ある信号と測定マイクで受音した信号の差分をを見たりする計測器であった。(いわゆる相対値であった)
それで私の場合、音圧(騒音)レベル(これは比較対照する物では無いので絶対値である)を計測する時は、騒音計を使って正確な値を設定出来るようにしていた。(Smaartというアプリでも、SPLレベルは表示させる事が出来るのだが、あくまでもバンドレベルを積算した値のような気がして、騒音計の値とズレが生じる事が多かったので、あまり信用していなかった)

しかし、今回のAudioToolsというアプリには、C-weightやA-weightのフィルター特性を持った騒音計らしき物が用意されているので、コレなら使えるかも?!と勝手に思っていて、騒音計は持って行かない予定なので、このセットは測定器になってもらわないと困るのである。

そこで、一番最初にしないといけない事は、オーディオインターフェイスのマイク入力を固定しなくてはならない。(当たり前だが、この手の物はマイクプリアンプなので、入力感度を調整するボリュームが付いている訳だが、コレが動いてしまうと、音圧レベルの表示まで動いてしまうので困る訳である)
そこで、いつもお世話になっている、H社のU氏に相談っ!!(半固定ボリュームに交換しときましょか?!というアッサリとした回答っ! 早速改造してもらう為に持って行く事に・・・)



前から見るとこんな感じに・・・。



これで機材的には、ほぼ完成っ!!

これからが本番の検証タ〜イムッ!!

まずは、周波数特性から・・・。



マイクもだいたい同じ位置の同じ環境で、iPadとSmaartで比較しています。
マイクは今回ノミネートされたECM-8000がiPadチームっ! Smaartチームは以前から使用しているEarthWorksのM30でございますっ!



ほぼ同じ感じで見えていますが、気になる所を二点押さえておきます。
まぁマイクやインターフェイスも違うので、このぐらいの誤差は想定内です。(なにより、こんなグラフの出方をするっ!?という事を知る事が一番重要です)

周波数特性は、まずまず及第点っ!!
次は一番気になる音圧レベルの検証でございますっ!!

続きは次回へ・・・。

| 音響職人 | 匠の道具 | 17:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
新音響調整セット 3。

まずは、TASCAMのiXZでやった事と同じ事(マイク入力の代わりにPinkNoiseを入力して、入力信号の特性を見る)を、iTrack Soloでもやってみる。

ちなみにTASCAMのiXZは、こんな価格で販売されている。

AMAZON iXZ



やっぱり低い周波数ではロールオフしてしまう・・・。
だいたい50Hz辺りから20Hzに掛けて・・・。

iXZは、100Hz辺りからロールオフが始まって、落ち込み具合も、iTrackに比べて大きかったので、サブウーファーのレベルが正確に出なかったのだが・・・。
iPhoneだと画面が小さかったので、iPad2の画面で比較して見てみよう!!



上の通り、iXZとiTrackで、低域の落ち込み具合が周波数,レベル共、半分ぐらいになっているのが分かると思う・・・。
(そうは言ってもiXZでも、100Hzから下の周波数で、5dB程ロールオフするぐらいの事なので、知っていれば問題無く使える人は多いと思う?!)

後は音圧なのだが、もう一点特性上で気になる所がっ!!
iTrack側では、およそ2kHz辺りから上の周波数で、少し(1dB程)レベルが高く出るようである・・・。(一応こんなのも気に留めておかないと、いざ現場でバタバタしてしまう・・・)

そこで、以前ECM-8000(今回使う測定マイク)の特性を取った時に、中高域から若干ロールオフ気味だった事を思い出し、特性をみてみる事に・・・。



う〜んっ! やっぱり2.5kHz辺りから高域にかけて、若干ロールオフ気味の特性がっ!!(ちなみに40Hz辺りから下や16kHzから上が無いのは、スピーカが出力していないだけなので、気にしないで下さいネ!?)

これは、このアプリとこのマイク(インターフェイスの組合せ)で、相性としてバッチリなのでは?!

実際の電気的な特性は、ある程度把握出来た。
あとは、実際の周波数特性の出方や一番気掛かりなのは、音圧レベルが正確に出るかどうか?!である。

続きは次回へ・・・。

| 音響職人 | 匠の道具 | 15:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
1/3 >>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

このページの先頭へ