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映画館のスピーカ1。

 システムの話から、いきなり私の得意分野であるスピーカの話へ・・・。

チャップリンの話でも少し触れたが、映画館に入っているスピーカも年々技術
進歩する事で変わって来ている。

今でこそシネコンやらの登場で、音響システムに多少お金を掛けてい る映画
館が増えて来たが、最近までセンタースピーカ1本だけの劇場も少なくは無か
った。
 そう! 昔の映画館は活弁士の声が一応劇場全体で聞こえていれば良かっ
たからである。
 なので、劇場の音響用スピーカはセンター1本から始まる。
上の写真がフルレンジのホーン(スピーカのラッパ)である。
低い音からある程度高音までカバーする為に、まさしく大きい。

 トーキー出現に伴い、音楽再生をする為にセンター1本から、左右のスピーカ
がプラスされフロントが3chとなる。(今でも特殊なフォーマット以外は、この3ch
は変わらない)

 そこからはドルビー研究所さまの恩恵に伴い、サラウンドやバックchが追加さ
れ現在に至っている。

 ドルビー研究所さまが、どう関わっているのか?というと、簡単には2トラックの
音声チャンネルに、いかに多くの独立したチャンネルを作り出す事が出来るのか
?を研究されているのである。
 すなわち、記録されているのは2チャンネルなのに、ドルビーを通すと6chの出
力が取り出せるのである。 これがドルビープロロジックでありドルビーデジタル
になると、独立したchが記録再生されている事になるので、似て非なる物である。
 ただ、この技術がドルビー研究所さんの特許であり、映画の音声に於ける強い
影響力を示し続けている理由である。(録音から関わらないと成立しない技術で
ある為)

| 音響職人 | 映画館の歴史(音響編) | 16:42 | comments(0) | trackbacks(0) |









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