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とある映画館で・・・。

とある映画館で、音響調整の1コマ・・・。

最初に見たデフォルト状態の周波数特性がコレ!



160Hz付近の大きな出っ張りを叩いて、1.25kHzと2kHz修正してやれば、ボチボチの特性は出そうなのだが?! 160Hz辺りは既にEQされていて、それ程調整シロが無い?! う〜ん?!どうしよう?!

ここで、現在使われているEQを一旦OFFしてみる・・・。



おぉっとぉ〜!? コレはすんごいドンシャリ音!!
安物コンポならイイ音に聴こえるかも知れないが、コレでは上映出来ない・・・。
凹んでいる帯域は、セリフで結構重要な帯域・・・。(ハ行やナ行辺りの帯域なので、そこがこれだけ凹んでいては違和感も目一杯である・・・)
一応出っ張ってる所を叩いてみる・・・。



なんか目星が付いて来た?!(ちなみに細い緑の線がX-Curveのガイド線である)

あとは凹んでいる所を少し持ち上げてやれば、なんとかかんとか合っているように見えそうだっ!!



このぐらいの特性が出れば及第点っ!!
あとは試聴して、凹んでいて持ち上げたセリフ帯に違和感があるか?!ないか?!をチェックして終了となる。

音響調整をする場合は、出来るだけカット方向で調整する方が安全面から見ても良いのだが、必要な場合はブースト方向のEQをする事も・・・。

もちろんEQだけで特性を合わせば良いという訳で無いのは充分理解しているが、位相が合っていればEQもおのずと合う?!という訳でも無いので、試聴チェックもして最終的には自分の耳で確認する事が重要である。

映画館での音響調整の1コマであった・・・。

| 音響職人 | ひ と り ご と | 17:15 | comments(0) | trackbacks(0) |









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