家用でデモカーっ!!(7)

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    取り合えず昨日までで、一連の音響調整が終わって、運転席で聴くには問題無いだろう所まで、完成しました。


    そこで試聴する際の注意点や、その他少し補足説明をし、一応この(7)記事で、今回の「家用でデモカーっ!!」シリーズの最終編とします。(何かについて、教えて欲しい?!等のリクエストがあれば、もう少し続くかも知れませんが…)


    試聴する際の注意点として、一番間違いそうで注意が必要なのが音量です。


    人間の聴覚には感度があって、基本音が大きくなればなる程、耳の特性がフラットに近づいて行きます。


    ステレオ等のオーディオ機器に興味のある人なら、ご存知の方も多いかと思いますが、ステレオアンプ等にはラウドネス(Loudness)というボタンがあったりします。

    コレは基本ドンシャリにするボタン??と理解されている方も、いらっしゃるかも知れませんが、実はこのボタン。小さな音で聴く際に、人の耳の感度が低くなる所を、補正する為のボタンなんです。


    人の耳は、基本的に声等を聞く為に出来ているので、音が小さくなると、ささやき声にピントが合うように、高音と特に低音は聞こえ辛くなるように出来ています。(ラウドネス曲線という名称で調べると、いろいろ説明が出て来ますので、興味のある方は一度調べてみて下さい)


    ですので、試聴する際は、結構大きめの音で試聴し、小さな音で聴く際は、このラウドネスという機能のあるデッキなら、このボタンを押す?!という操作が必要になって来ます。


    また、このラウドネス機能に、HighやMid,Low等種類がある物なら、Highは高音,Midは中音,Lowは低音という意味では無くて、このラウドネス機能の効果を高めにするか?中くらいにするか?低くするか?という意味なので、かなり小さ目な音で聴く場合はHighに、少しだけ低音が小さいかナ?!と感じるくらいなら、Lowに設定したりします。(これらの設定を触る時には、主に低音を聴いて、バランス良く聴こえるようにすると良いですし、私の場合は音量を決める際にも、低音の聴こえ具合に合わせて上げ下げしています)


    いつもカーオーディオを聴かれる音量が低めの方は、このラウドネス機能を使わないと、低音もスカスカで、コモって聴こえてしまいます。


    基本的に音響調整をキチンとしたオーディオは、耳障りな音が無く、スッキリするので、音量が上がり気味になります。

    逆に言うと、いつもより聴く音量が上がったなら、音響調整はだいたいに於いて成功していると考えても良いぐらいです。


    このようにプロの音響調整を依頼するなら、品質の低いスピーカーでも大丈夫なのか?!もしくは高価なスピーカー等を導入しないと、やってもらえないのか?!等と質問を下さる方も多いのですが、機材の良し悪しと音響調整は、特に関係ありません。


    また、あくまで特性が同じなら、同じ音がするという訳でもありません。

    音の立ち上がり方(レスポンス)や、音の切れ等、これらの特性とは別に音質を決める要素があって、材質や構造的な物等、各メーカーがシノギを削って開発していて、尚且つ高価な物や安価な物がある訳なので、どれもこれも同じハズがありません。


    しかしながら、周波数特性を合わす!という初歩的な前提があって、それら機器の性能があるので、最低限それを蔑ろにするなら、高い機材を導入した意味が無い!というのが、AMPの考え方です。(調整していない高価なスピーカーと、調整を施したリーズナブルなスピーカーなら、後者の方が音が良いと感じる方が多いと思っています)


    デッドニングを施工したから…とか、スピーカーを交換したから…とか、AMPにとっては、重箱の角を突ついている感覚に近く、それより先に物理的な特性を電気的にでも合わす方が重要で、デッキやナビに付いている機能だけでは、キッチリと合わす事が出来ないので、プロセッサを導入する事を一番最初に考えてしまいます。

    プロセッサなんて邪道で、デッドニング等によって土台をちゃんと作る方が重要っ!と仰るショップさんもおられるでしょう?!し、やっぱり最低でも、このくらいの機材が必要っ!!とか、仰るショップさんもおられるでしょう?!

    それぞれ、何が正解で、何が間違っているのか?!分かりませんが、どちらにしても音が良くなる方向に、向かっているのは確かなので、ユーザー様の方で取捨選択されたら良いかと思います。


    今回ALPINEのスピーカー群を使って、スペーシア号のオーディを構築しましたが、前回Pioneerスピーカー群を使ったタント号とは、特性は同じようにしていても、明らかに違う音を奏でています。


    Pioneerは良く言うと、凄く優等生な音で、聴き疲れしない音でした。

    (悪く言うと、面白味が無い音という方もいらっしゃるかも知れません)


    今回のALPINEスピーカーは、Pioneerと比べると、とても元気の良い音で、聴いていて楽しいです。


    デモカー1号のスマート号は、Focalという、おフランス製ブランドのスピーカーなんですが、それと近い感じです。

    クラッシック系音楽を聴かれる事の多い方は、Pioneerスピーカーの方が合っているかも知れませんが、私のようにロック/ポップ系を好んで聴く人は、ALPINEも良い選択な気がします。(あくまでも個人的な主観ですが…)

    ちなみにKenwoodやその他メーカーは聴いた事が無いので、私には分かりません。


    以上、7回に渡ってお伝えして来た、家用でデモカーっ!!シリーズは、一旦終了したいと思います。(リアスピーカーが届いたら交換して、このシリーズとは別に紹介するかも知れませんが…)


    なかなか、こんな機会も少ないので、長編記事にしましたが、長々とお付き合い下さった方、有難うございました。


    興味のある方で、お近く(京都市内)に来られる機会があれば、いつでも聴いて頂けるデモカーなので、お近くまでこの車で伺います。

    その節には、ご連絡下さいます様、よろしくお願い申し上げます。


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