新音響調整セット 2。

さて、一応完成した新音響調整セットはこんな感じに・・・。



希望通り、今までの60kg強の大きなPelicanCaseとは比べ物にならないくらいコンパクトにまとまってしまいましたっ!!(出来たらマイクスタンドもケースの中に入れたかったのですが、これ以上の贅沢は言いませんっ!?)
まぁ、いざとなった時に対応出来る能力は、大きなセットとは桁違いに低いのですが、これで何ともならない事態が起きた時は、そういう現場だったと割り切るしかありません。(とは言っても結構対応出来ると思いますが・・・)



中は、こんな感じっ!!

ウレタン(スポンジ)はセルフカットで右側下からインターフェイス本体,その上にコネクタケーブル類,上に重なる形でiPad2とPCが収納されています。
中央には測定マイク(予備マイクがその下に、もう1本隠れています)。
左側には、マイクケーブル10mと20m,あとはUSB延長とiPad30ピン延長,電源コードが収まっています。

内容物は下の通り。



現場での並びをシミュレートしてみました。(コンパクトでしょ?!)



オーディオインターフェイスの電源はPCのUSB端子から取るのですが、インターフェイスからiPad2へも電源供給する仕様になっているので、調整途中にバッテリー切れ!な〜んて事にはならなさそうです。(電源口もPC用に1ケ口だけあればUSB経由で全てに電源が送られます)
と思っていたのですが、仕様を良く読むと、iPadへの電源供給はしないみたいなので、注意が必要です。(調整終了後に必ず充電しておかないとっ!?)

機材的には大丈夫だと思うのですが、肝心の調整に使える代物か??という所を次に検証していきます。

続きは次回へ・・・。

| 音響職人 | 匠の道具 | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
新音響調整セット 1。

音響調整セットを新たに新調する事になった。

理由は、ある得意先から価格交渉があって、今までの音響調整技術が提供出来なくなった事による。(最近主流になりつつあったマルチマイクによる調整では無く、以前行っていたシングルマイクによる調整に戻す事にする)
それなら今まで使っていた機材はそのままで、調整方法だけ変えるという手もあるが、それでは私に何のメリットも無いので、一番の重労働だった重くて大きなセットを、出来るだけコンパクトでシンプルに調整をこなしていけるセットを目指す!!

最初に思い付いたのは、APPLE-Storeのアプリで「AudioTools」という物は使えないか?!という事である。(Android時代にAudioToolというアプリも入れていたが別物のようである)
アプリ自体は、スマホをiPhone5に替えた時にインストール済みで、使い方や設定の可否等もある程度は把握していたし、実際の検証を待つのみとなっていた。

この手の物での悩みは、もちろん測定マイクを何にするか?!なのだが、以前検証したBehringer社のECM-8000でも、ある程度の調整は可能という事は分かっていて、コレなら購入するまでも無く複数本所有済みなので、マイクはコレに決定する。

次に厄介なのがオーディオインターフェイス(音声信号をiPhoneやiPadに取り込む機材)である。
もちろん、直接取り込んで大丈夫ならそれでも構わないのだが、さすがにノイズや特殊なフィルターが掛かっていたりで、直接的に取り込んでの調整は難しいのが常である。

以前Androidのスマホで使用していた4極プラグ(イヤホンを差す所を使用する)のiPhone用オーディオインターフェイスを持っているので、早速iPhone5で試してみる。



う〜ん、やっぱり低域にフィルター(LowCut)が掛かっていて、調整に使用するのは難しそうである。
普通なら簡単に周波数特性を見たり、ハウリングポイントを見つけたりして使うなら、気になる帯域(100Hzから下辺り)では無いのかも知れないが、私が良く行く映画館の調整ではサブウーファーのレベルが正確に出ないと使えないのである。(騒音計と比べるとサブウーファーは明らかに低い値をしめしている)

アプリのinfo(英語)を良く読むと、4極の入力に対しては、Apple側でヘッドホンマイク用にフィルターが掛かっているので使えない!というニュアンスの事が書いてある。(やっぱり無理かぁ〜!!)

そうなると、オーディオインターフェイスを買わないといけないが、最近のiPhoneやiPadはライトニング端子(充電する所)になっていて、それに対応したインターフェイスが未だ発売されていないっ!!
(ちなみに30ピン→ライトニングの変換を挟むと使えないというレビューも多いので、危険極まりない)

となると、古いiPadを買わないといけない!という事で、iPad2-16GBを注文っ!!
(さすがに、iPhoneで音響調整する訳にはいかない・・・?!でしょ?!)

AMAZON-iPad2

一緒に、ForcusriteのiTrackSoloという、iPad用30ピン対応のオーディオインターフェイスを、試しに発注っ!!

Focusrite iTrack Solo オーディオインターフェイス

調整する為に使うハードウェアを接続するPCは、Let’sNoteが何枚もいるので、それを利用!!

マイクスタンドやケーブル等も、ある物は利用。 その他は材料もあって自作出来るものは当たり前だが極力自作っ! 買わないとダメな物は極力少なめに・・・!!

最後に一通り機材が揃ったら、収納ケースを発注っ!!

もうこれだけでも出費は6万5千円足らず・・・。(所有済みの物が無かったら総額で10万円は軽〜く超えてしまう!! 仕事が来なくて無駄遣いになったら、どうしよう?!)

完成品は次回記事へ・・・。

| 音響職人 | 匠の道具 | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
オーディオ用オカルトグッズ その2。

この前入手した消磁機に続いて、オカルトなグッズその2!

今回、磁気に続いては静電気!!

これで音が良くなるなんて、流石に思っていないが、DVDを観る際に、盤面が指紋で汚れてたりすると、Tシャツでゴシゴシやるので、小学校時代に良くやった下敷き同様やっぱり静電気は気になる所。
鑑賞後に取り出したDVDも埃が結構付着してたり・・・。
実際音が気になるというより、精神衛生上良くない気持ちを払拭したい!
ってな訳で、前回の磁気取り機の記事を書いていた時に、この商品の事を思い出した。



あまり行かない京都駅近くのヨドバシ!
近くの楽器屋さんに営業と称する雑談に行った時、『ちょっとヨドバシに買い物に行って来ま〜す!』という若い子がいたので一緒に遊びに行った所、たまたまこのブラシを発見!!

横にはパソコン用ので550円の静電気除去!と大きくパッケージに書いてあるブラシもあったのだが、ついつい高い方のコレに手が伸びてしまった・・・。(お金も無いのにカード払いで・・・)
今から考えると安いのが、10ケ以上も買えたのに・・・。
この前の消磁機の検証も終わってないのに、またオカルトグッズが増えてしまった。

使い方もヘッタクレもありません。
この通り、内側から外側に向けてサッサッと拭っていくだけです。



効果があるか?ってぇ〜?!
さすがに全く分かりませんが、あると信じてみましょう!?
私的には、視聴が終わってDVDを出した時にホコリが付いてなくて綺麗だったら満足なだけなんですが・・・。(そういう面では、大変満足な商品です!)
もうDVDデッキのトレイやらPCのドライブやら、綺麗好きに変身したかのような勢いでお掃除しました。
もちろんDVDを焼く時にもサッサッと拭ってからPCへ・・・。

ホントに音や画が綺麗になる等の効果があるのでしょうか?!

ちなみに、我が家の娘も大好きな関ジャニ∞のブルーレイDVDを消磁機と静電ブラシで拭いて鑑賞した所、音の定位が良くなって画面の色が濃くなったと・・・。(数十回鑑賞したDVDを観ながらの意見なので、以外と信憑性があるかも・・・)

| 音響職人 | 匠の道具 | 17:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
アコースティック リバイブ??

仕事が暇になると、ついついいらない物を買ってしまう悪い癖?!
良く言えば探究心が深い?!悪く言えばただの物欲オヤジ!!
そんな訳で今回購入したのは、アコースティックリバイブと言われる消磁機?!なるもの。



もう7〜8年前になるだろうか??
あるPA屋さん(イベント音響屋さん)に伺った所、『おぉ!ええとこに来はった! ちょっとコレ聴いてみて!』と言って、この機械??(だったかどうかは不明だが、こんなの・・・)を見せられた。
『なんですか??』と聞いてみると、CDに帯磁している磁気を取る機械で、これを使うとCDから読取る情報量が飛躍的上がり、音が良くなるとの事?!
まぁエラーレートが下がれば音が良くなるのでは?!と思うが・・・。(って、通常どのくらいのエラーが出ているかも知らないのだが・・・)
まずは消磁処理されてないCDを探して来てプレーヤにセット、『これが使用前の音や!!』  うーん、特に悪い音では無い、ごく普通に聴き慣れた感じの音である・・・。
1曲も聴かない内にプレーヤから取り出し、この機械へ・・・。  『まずはレーベル面からや!ほんでデータ面と・・・』と、数十秒待たされ、同じCDをプレーヤに装填して、いざプレイ!! 『どうや!!高音の艶とか低音の締まりが増したやろ!!』と喜んでらっしゃる様子!?
ついつい吊られて、『凄いですねぇ〜!? コレ幾らするんですか?』と聞いてみたら、4万円足らず・・・!? とてもサラリーマン当時の小遣いでは買えません!!(とは言っても、訳の分からん物に奥さんが理解を示してくれるハズも無く・・・)
家に39インチのテレビがあって、右隅に出る色ムラがどうしても取れず、HOZANの四角い棒タイプの消磁器が家にあったハズ?!それでも効果が出るのか?!早速自宅で試してみた・・・。
確かに処理する前と処理した後で音が変わったように聴こえる?!(良くなったと変わったは別物で、勘違いしてはいけません)プラシーボ効果と言えばそうかも知れないが・・・。(まぁその時に長時間検聴した後、棒タイプの消磁気で試した範囲で私が出した結論は、変わる事は変わるが、変わった音で長時間維持される事は無く、2〜3分程度で元に戻るという結論に達した)

それでは理論的に、まずCDは帯磁するのか?!
CDプレーヤの中にはモーターがあって、ディスクは高回転で回っているので、磁気がある事はあるかも知れない・・・、但し記録面のフィルムは薄いアルミの合金で、ちょっこらちょいと帯磁する事は考えられない?!(それが証拠にCDを磁石に引っ付けても引っ付か無いでしょ?!)
厳密には、レーベル面の印刷時に銀粉等帯磁する塗料が使われているかも知れないが、それとて音質に影響が出るレベルの物なのか?!と・・・。
結局はオーディオ業界で良くあるオカルト的な類なのだろうと・・・。

しかしながら、棒タイプの消磁器ですら最初の2〜3分ぐらいは、音が変わって聴こえるのは間違い無くそう感じたので、専用機ならその効果は長時間持続するのかも・・・?!と、わずかな期待もあった。

最近サブウーファーやらイコライザーの出物が無いか?!YAHOOオークションを物色中に、ついついこのアコースティックリバイブが目に止まり、一万円少々ならもう一度試してみたい!と思い落札!(実は一世代前のタイプで、今はRD−3になっているとの事)



電源を入れて白いボタンを押すと、緑のLEDが点灯して、徐々にフェードアウトすれば出来上がり!
前にPA屋さんで見たそれと全く同じ動きながら、音も振動も何もないので、動作しているか?していないか?もサッパリ分からない・・・。(笑)
DVD視聴用に買ったので、新しく観るDVDはそれで処理してから視聴しているが、この前再調整したからなのだろうか?!この消磁機の効果なのだろうか?!飛躍的にサラウンド感が増した気がする。
明らかにプラシーボ効果なんて言葉でごまかされるくらいの違いでは無い!
理論派の私としては、『おフザケは止めませんかぁ〜!?』との声がアチコチで聞こえて来そうなのだが、やっぱり効果があるとしか思えなくなって来た。
だとすれば何故??? 誰かおせぇ〜て!!

| 音響職人 | 匠の道具 | 13:32 | comments(8) | trackbacks(0) |
スマホの音響調整用アプリ検証 2。

まずはスピーカ特性の整った環境下で、いつも使っている測定用ソフトと、同マイク〜iXZ(オーディオインターフェイス)〜スマホで見た結果を見比べて、一つづつ同じ反応を示す値になるように合わせて行く・・・。
アプリの機能では一応Octバンド毎でCalbration(校正)が設定出来るようである。



設定した画面は上記の通り。 (いきなり結果からである!?)
やっぱり測定マイクとオーディオインターフェイスを使っても低音はガッツリ下がっているようだ・・・。
前に買ったiRigマイクや内臓マイクを疑ってもいたが、これはこのスマホ自体の特性として、低域のロールオフを激しく設定しているのかも。(まぁタッチノイズやら、風切音等が通話中に入らないように設定されているからだろう?!って、携帯電話なんだから・・・)

という訳で、設定した後の比較は次の通りである。



なんとなく、同じ感じで見えているのでOKとしよう!!
一応1/3Octのグラフとか細かく表示させて見比べたが、一応同じような反応を見せているので、コレだったら使えるかも?!

オプションのインターフェイスや測定マイクを使った場合の特性が合った状態で、キャリブレーションはそのままに、次は内臓のマイクだったらどうなるか?? ちょっと気になる人も多いかも?!



低域はすいぶんと改善されたように見えるが、やっぱり高域は持ち上がっているし、細かい所を見るとバラツキがあるので、さすがに内臓マイクではちょっと辛いかも?!(1/3Octで見たりすると、ズレが大きい事が更に良く分かるのだが、細かくなり過ぎて良く見えない?!)

という事で、おもちゃの検証はお終い!!

マイクやインターフェイス,卓上スタンド等諸々で、8,500円程の出費! 高いとみるか?!安いとみるか?! う〜ん微妙である。

| 音響職人 | 匠の道具 | 15:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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