家用でデモカーっ!!(6)
先週の取り付け編から、ヤフオクの中古でセコく行ったのが間違いで、プロセッサの不具合から、なかなか進まなかったんですが、取り合えず音の調子を合わす音響調整を少し紹介出来る所まで来たので、投稿を始めたいと思います。(ただ、まだリアスピーカーも壊れていて、新たに調達中につき、完成までは紹介出来ませんが…)

まず音の調子を合わす為に、測定用のマイクをセットしなければなりません。

通常は1本のマイクを使う事が多いかと思いますが、AMPの場合は3本の測定マイクを使って調整します。(AMPのカーオディオ調整、松コースになります)



マイクをセットする位置については、それぞれチューニングされる方によって、考え方がありますので、詳しくは述べませんが、当社の決まりに沿ってセットしています。

マイクセットが終わったら、通常聴くソースを使って、ピンクノイズという信号を再生します。(今回はiPhoneをナビのBluetoothに接続して音を出しています)

タイムアライメント設定は、前回説明した通りに合わせていますので、各々のスピーカーから、一つづつ音を出して調整して行きます。

まず最初に、ウーファーとツィーターは、別々のアンプを使って音を出しているので、その音を交差させる位置を決めないといけません。

まずウーファーの音が、どの位の音程まで出ているか?!を確認します。



数値は見え辛いですが、2kHz辺りから上に向かってロールオフしているようです。
ちなみに上のグラフは、左から低い音程,右に行くに従って音程が高くなります。(左端が上がっているのは、エンジンが掛かっているので、低い音が車内に入ってグラフに出ています)

続いてツィーターは?!



コチラも2kHz辺りから下に向かってロールオフしているようです。

従って、ウーファーとツィーターが交差する位置は、2kHz辺りに設定すると良さそうです。

それぞれを出力して、適当にレベルを調整したグラフは下の通りです。



ココからウーファーとツィーターの特性を合わせて行きます。

ウーファーはこんな感じ?!



続いてツィーター。



ウーファーとツィーターを合わせたグラフは以下の感じになります。



500Hz(真ん中辺り)に、ディップと呼ばれる凹みがありますが、無理矢理合わせないで、このままにしておきます。(設置位置等の問題で音同士が干渉し、こんな事が起こる事があります)
この放置するという判断も、オートじゃ無くマニュアルで人が合わすメリットです。(無理矢理やると音が予想以上に破綻します)

このように、同じ手順で右側スピーカーも合わせて行きます。



右側スピーカーは、左と特性が違っていて、結構苦労しましたが、ココまでは合わせる事が出来ました。(同じスピーカーを使っていても、左と右で結構特性が違うので、キチンと合わせなくてはなりません)

続いてサブウーファー!



コンパクトなパワードサブウーファーに良く見られる、80Hz〜100Hzにピークがあって、それが原因で小さなサブウーファーはボンボン言うだけ?!と思ってられる方も多いかも知れませんが、ソコもキチンと整理します。



全てのスピーカーを鳴らした状態が下のグラフになります。



低音が少し盛り上がっているのは、走行中はロードノイズ等によって、低音は少しスポイルされるので、わざと少し盛り上げています。

リアスピーカーを調整するのに、マイクセットをリアに移動させます。



ちなみにリアは、右側に座る事が多そうなので、メインマイクは、右側にセットしました。
リアスピーカーの調整前と調整後のグラフは以下の通りです。





リアスピーカーは片側音が出ないだけじゃ無くて、ツィーターも鳴っていないみたいですネ?!(^_^;)

取り合えず、今日の所の音響調整は、コレで終了としました。

一連の特性を合わす際、素人の方が良くやる間違いで、下がっている音を上げる方向の調整は、基本必要最小限にしなければなりません。

大きく出ている信号を、まず最初に下げて、それでも足りない箇所を少しづつ上げて行きます。(上げる際は、一つのフェーダーを上げるのでは無く、その周辺も少し上げるようにすると、上手く行く事が多いです)

コレっちょっとしたコツなんで、参考にされて下さい。

取り合えず、リアスピーカー交換まで、現状で試聴したいと思います。
| 音響職人 | カーオーディオ | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
家用でデモカーっ!!(5)
プロセッサの電源がエンジン始動で落ちる件は、2箇所の口にACC電源を送る事で、無事解決しましたっ!!
これで、やっと音響調整がはじめられるんじゃないかナ!?

ココからは、詳しくAMPの音響調整作業を解説して行きたいっ!と思っているので、もう少しお付き合いの程を…。

音の調子を合わせる前に、まずやらないとダメなのが、タイムアライメント設定っ!!
タイムアライメントって何じゃらホイ?!かと思いますが、音は1秒間で、およそ340m進みます。(雷がピカッと光って、ゴロゴロっと音が聴こえるまで、時差があるのは、光と音の伝わるスピードが違うからです。ちなみに光は秒速30万kmと言われています)
例えば、右のスピーカーと左のスピーカーで、聴く場所からスピーカーまでの距離が1m違うと1/340秒、物理的に右のスピーカーの音が早く耳に届きます。
なぁ〜んだ、その程度?!と思われる人が多いかと思いますが、こんな僅かな時間の差で、人の耳は音が右に寄って聞こえてしまうのです。
カーオーディオの場合、聴く位置が常にほぼ一定なので、その時間差を補正する事で、定位がシッカリとして、バランス良く聴こえる様になります。

それを合わせるには、物理的な距離をメジャーで測って、プロセッサに入力して行きます。
私が導入するスピーカーが2wayセパレートタイプで、付属のネットワークを使用せず、個別のアンプで駆動させているのは、この時間差を合わせたり、また他にもアンプを分ける事で出来るメリットが多いからです。(多機能なプロセッサを使うなら…)

そこで問題なのが、今回始めて導入されたリアスピーカー!!
リアスピーカーもフロントシートで聴く?!という考えをお持ちの方も、多いかも知れませんが、AMPの場合、リアスピーカーは後部座席に座った人に聴かせる用のスピーカーなので、フロント左右のスピーカー距離を合わせた後、そのフロントスピーカーとリアスピーカーとの距離整合を取る事で、後部座席に座った人は、あたかも前から音が聴こえる感じにします。(リアに付いているスピーカーの存在を聴感上、消し去ります)

ただリアスピーカーの音量を上げ過ぎると、フロント側にも、リアスピーカーの音が聴こえてしまうので、あくまでも、フロントスピーカーの音が、後部座席まで届くのに減衰した分だけ、リアスピーカーが補足されるように音量を調整します。
そうする事によって、フロントで聴こえている音量と、リアで聴こえる音量が同じになると共に、リアスピーカーの音がフロント側に回り込んで漏れ聴こえない様にする訳です。

このようにデフォルト設定する事で、良くある前後フェーダーや左右バランスは、基本触らなくても大丈夫っ?!というか、触る必要が無くなります。

最近のナビやデッキなら付いている物が多い?!このタイムアライメント設定機能で、フロントからのリアスピーカー距離を入れる様になっていたり、自動的にオート調整されたりする物もありますが、コレはAMPとしてはナンセンスな話で、リアスピーカーはフロントスピーカーに対して、一番距離を短くして音を遅らせないといけませんし、運転席で聴こえるフロントスピーカーの音量と同じにリアスピーカーの音量を設定してしまうと、後部座席に座った人は、ウルサくなり過ぎて、とても不快になります。(後ろに座った人にカーステの音量下げてっ!?と言われた事ありませんか??)

コレだけでも、マニュアルで一つ一つ細かく、設定や調整をする真骨頂っ!!
自動調整ではロクな事にならないと、当HPでも解説していますが、理由が分かってもらえるかと思います。

ちなみにコンパクトなパワードのサブウーファーは、今までの経験上、構造的な問題なのか?!理由は分かりませんが、結構音が遅いと感じる事が多いので、最大で早く音が出るように一旦設定(距離が設定出来るなら最大距離)にして、実際に音を鳴らしながら、違和感を感じるようなら、少しづつ距離を縮めて調整して行きます。

このタイムアライメント設定が終わったら、各スピーカーから音(ピンクノイズという信号)を出力して、音の調子を一つづつ合わせて行きます。

結構長々と、画像も無く書いて来ましたが、次回から音の調子を合わす編に続きます…。

ココからが本番っ!!
って、まだ音すら出てないんですけどぉ〜!!
| 音響職人 | カーオーディオ | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
家用でデモカーっ!!(4)
取り合えず昨日までで、もうシートは外さなくても大丈夫な感じまでは、完成してましたが、今日はコンデンサのお化けみたいなキャパシターなる物を付ければ、一通り今回購入した機器の接続は完了です。

運転席の足元に置く予定でしたが、後部座席の足元の方が、スペース的にも少しマシ?!な感じだったので、昨日配線したケーブル類を後ろ側へ回して、いざ取付けっ!!



う〜ん?!デカイし邪魔っ!!

最後の最後に、バッテリー直配線を、バッテリーに繋いで、取り合えず配線自体は完了っ!(間違って無ければ?!の話ですが…)



取り合えず車のキーをONにして、電源を入れてみる事に…。

あれっ?!プロセッサの電源が一瞬入ったように見えたんですが、電源が入らないっ?!

まさか?!壊れているのかしら…。

取り合えずリモート(ACC)を差すんだろうなぁ〜って所が、Key ON/OFFという名称の所に差すのか?!
メモリー何ちゃらって所に差すのか?!
はたまた普通にリモートINに差すのか?!判断が付かないので、あちこち配線を変更しても、何処に差してもダメっ!?

やっぱり壊れているんだろうか??

同じかと思われるリモートINの差し口が何故か?!3つあるので、隣の端子に差してみよう!?と、半ば諦めムードの中、差し替えてみた所、無事電源が入りましたっ!!
良かった良かった…。



ちゃんとロゴが光っているので、大丈夫なんじゃ無いかな?!

これで、取り合えず取付けは完了っ??だとイイんだけど…。

あっ?!サブウーファーの事には全く触れてませんでしたが、この車、助手席下にハイブリッド用バッテリーが付いていて、助手席だけシートの座面が跳ね上がるようになっています。
座面下には、取り外し可能な隠しボックスがあって、アクセスもし易いし、ソコにサブウーファーを入れましたっ!!
(奥様のシートポジションだと、後部座席側に1/3程、露出してしまうんですが…)



全ての配線が終わったので、電源を入れてエンジン始動っ!!

直後「バツっ!というケタたましい音っ!!」何が起こったのか、確認すると入っていたハズのプロセッサ電源が落ちている?!

もう何が悪くて、電源が落ちるのか?!サッパリ分かりません…。
リモコンも点かないし…。

気を取り直して、エンジンを始動させないと電源は入るので、取り合えず今回の配線に合わせて、プロセッサの設定を変更しようと、PCを接続。

またここで、トラブル発生っ!!

ソフトを立ち上げて、PCを接続しようとしても、つながらない!!

PCのデバイスマネージャーで確認すると、プロセッサのドライバーに不具合があるよう…。
付属のCD-ROMからドライバーを入れ直したら、今度はPCが不調で再起動を繰り返す事にっ!!

このPCでの接続は諦めて、古〜いXPパソコンを引っ張り出して来て、ソフトのインストールからやり直して接続っ!
取り合えず接続は出来て、今回の配線に合わせたプログラムを本体に設定っ!

もういつになったら、音響調整が始められるのか?!

取り合えずリモコンは最悪使わないでも良いが、エンジン始動で、電源が落ちるのはなんとかしないと…。

もう、だんだんと気力が無くなって来ました…。
| 音響職人 | カーオーディオ | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
家用でデモカーっ!!(3)
取り合えずU氏の作業で、オーディオに纏わる全ての配線は、運転席シート下までされているので、今日は機材を並べて配線して行きます。

ここでちょっと説明を…。

ナビのスピーカー出力は、プロセッサのオーディオ信号入力に使っているので、プロセッサで音響調整し、整えた信号を再度アンプを使って増幅しスピーカーを接続しないと、スピーカーから音は出ません。
ですので運転席シート下は、スピーカー線だらけになります。
今回使ったスピーカー線は、MOGAMI製の同軸状になったスピーカー線(3082)。



今、結構長尺で残っているスピーカー線は、これぐらいしか無かったので、仕方なくコレを使う事にしたんですが、とにかく硬くて太いので、結構大変っ!!

ギボシ端子を付けるにも、絶縁のキャップもケーブルが太くて入らないので、いちいち熱収縮チューブと、ビニールテープで絶縁しなからの作業っ!

電源廻りやアース廻りの配線が、一応一通り終了して、後は運転席シートを取付ければ、もうシートは外さなくても良いかなぁ〜?!的な所まで、完成しましたっ!



キャパシターは、シート下には入らなくて、足元に付けるしか無いので、現状はココまで…。

とにかく機材が目一杯ですが、シート下に収まったんで、良しとしますかぁ〜?!
あっ、ちなみに小さな赤い箱が、噂の中華アンプです。(なかなかの中華感でしょ?!)

いよいよ終局は間近になって来ました。

まだバッテリー線を繋いで無いので、電源すら入ってませんが…。

取り合えず一人で、チマチマやってるんで、ココで今日の作業は終了っ!

続きは次回…。
| 音響職人 | カーオーディオ | 16:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
家用でデモカーっ!!(2)
さぁ、続いてスピーカーの取付け!!

以前のタント号では、デッドニングって何じゃらホイ?!と気にして無かったんですが、今回は機材代だけでも、ちょっと本気な金額なので、少し気にしてみましたっ!

ドアの内張りを外して、メンテナンスホールから見える、アウターパネルに、短冊状に切った制振材なる、レジェトレック?!とか言う舌を噛みそうになる素材を貼って行きます。(薄い鉛の板にブチルゴムが付いたような素材です)



(ちょっと見え辛いかも?!ですが、適当に平面的な箇所を中心に貼っています。ちなみにスピーカーの裏は見えて無いですが、結構大きく貼ってあります)

続いてサービスホールを、同様の制振材を使って、小さな穴も含め蓋をしていきます。



確かに、施工したパネルと未施工のパネルを爪で弾くように叩くと、カンカンっが、コツコツっと言うようになるので、少しは効果が期待出来るのかも?!

ちなみに前回のタントで使った吸音素材(ニードルフェルト)は、今回パスしました。
コレって卵が先か?!鶏が先か?!みたいな物で、音が出る後側を吸音するか?!穴を塞いで密閉し、戻って来る音を遮るか?!みたいな感じかナ?!と思っています。
吸音するなら、タントでやったぐらいの量では、特に効果があったのか?!分からなくて、もっと面積を増やさないとダメなんだろう?!と思うのですが、それだとやはり、雨養生が心配になります。
どちらにしても、ここら辺はあまり興味無くて、少しでも効果があったらイイな?!ぐらいで考えています。

すいません。リアスピーカーもヤフオクで用意した物が無事取付け出来たんですが、写真を撮るのを忘れてしまったので、画像がありません。(^_^;)
リアスピーカーのデッドニングは、サービスホールは未施工で、アウターパネルのみ、少し制振材を貼っただけにしました。(結構下の方がガラ空きで、施工しても意味無さそう?!と感じたので…)

ここまででオーディオ以外にも、ヘッドライトをLEDバルブに変えたり、ナンバー灯やバック灯,ポジション球等のLED化もあったので、お手伝い頂いた2名の方の作業は、ここで終了っ!!



運転席下は配線だらけっ!!
機材が全て並ぶのか?!一抹の不安もありますが、後は一人でボチボチやって行きますっ!!
やっぱり一日では、無理だったかぁ〜?!

お二人様、お疲れ様!
そして有難うございましたっ!!

またまた次回へ続きます。
| 音響職人 | カーオーディオ | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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